長谷川病院では、これまで体外衝撃波結石破砕装置(ESWL)2台と硬性内視鏡システム、リソクラスト(圧縮空気により金属棒を振動させて砕石する)で結石治療を行ってきましたが、今回レーザー装置と軟性尿管鏡を導入し、更に最新鋭の結石破砕治療が可能になりました。
簡単にですがご説明させていただきます。
なんで結石を壊すのにそんなにいろんな機械が要るの?って思われるかもしれません。
でも結石治療って結構大変なんですよ。
「痛い、痛い、でも手術は嫌。なんとか体に傷をつけないで結石を壊して」って、そんな患者さんの希望から生まれたのが体外衝撃波結石破砕治療装置(ESWL)。横になって寝ている間に衝撃波発生装置からの衝撃波が体内の結石で集積されて結石が粉々になる。夢のような機械が開発されたのが約30年前。当院は日本中に先駆けて導入。富山の結石患者さんを当初は一手に引き受けて、富山の皆様に受け入れられました。
これでめでたし、めでたしなら今回の私の話は終わりなのですが、結石は手強いんです。本当に。
体外衝撃波を当てても当てても壊れない頑固な石。壊れているのに尿管にくっついて出てこない石。腎臓の奥にかくれて落ちてこない石。困ってしまうんです。
そんな状況を打開するのが今回のレーザーと軟性尿管鏡システムです。
昔は内視鏡といえばまっすぐの金属棒にレンズがくっついたものでした。
こんなものが尿道の出口から腎臓の奥まで入るはずないですよね。
最新の内視鏡はちがうんです。なんと尿道の出口から腎臓の奥まできっちり見えちゃいます。そこにレーザーのプローブを入れて結石をバババン。
良さそうでしょ。
もちろん尿路感染を持っている方とか、2cm以上の大きな石とかこの治療だけでは困難なこともあるのですが、いろんな道具を上手に使いこなして、上手に治療ができれば良いと思います。
【星の街通信 Vol.10 春号より 転載】
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