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医療福祉建築賞 受賞

    長谷川病院(2006年に新病院竣工)は、医療福祉建築協会主催の「医療福祉建築賞2009」を受賞しました。
      賞の概要
       この賞は、「建築として質が高いことに加えて、利用者側ならびに職員側にとって快適で使い勝手がよいことを条件とする。すなわち中身と器が調和し、いずれにおいても優れていること」を選考基準にされているとのことで、「器と中味」の一体性が求められています。
       そのため、竣工後1年以上経過していることも応募要件になっています(当院は、昨年までの審査員が設計者と所属が同じであったため応募を延期していました)。
        審査
         書類による1次選考の後、2次選考では現地審査となりました。当日の審査には建築関係者は立ち会うことが許されないため、審査員の方々には病院スタッフが対応し、設計のコンセプトや運用、実際の使い勝手などを説明しました。
         今回の賞は、全国で応募が44あった中4施設が選ばれたもので、富山県内では、県立中央病院以来12年ぶりの受賞です。4月21日(水)東京・港区の建築会館ホールで授賞式があり、当院からは長谷川徹理事長を含め3名が出席しました。
         当院の建築は、『患者に選ばれる病院づくり』の著者である設計士の久保田秀男氏に依頼をしました。「患者中心」をキーワードに議論を重ね、設計、施工、病院側一丸となった思いが全国レベルで評価されたことを大変誇りに感じています。
       
          選評(抜粋)
         
          • 長谷川病院
             「小規模な泌尿器科の専門病院で、結石破砕や前立腺治療などは北陸地方で随一の民間病院としての自負を持つ。
             平面計画や空間構成、材料や設備などの詳細な仕様、インテリア・家具・アートのデザインなど、一貫して設計者と施主との充分な協議のもとに統一されたコンセプトで、手を抜くことなく、つくり込まれている点が最大の特徴である。車いす置き場、傘立て、検尿棚といった細部まで設計者の意図が感じられる。個室・多床室・治療個室を明確にゾーニングした矩型の病棟平面は一般的であるなど、建築計画についての新規性を狙うものではないが、部分部分の完成度は高く、ディテールは秀逸である。
             規模も小さく、使い手が限定されている民間病院だから達成できたと指摘される部分も多いかもしれないが、常に“このデザインは患者のためになっているか”が設計の判断基準であったとのことで、設計者の職人的技量とでもいうべき意気込みが感じられ、結果として施主にとっても極めて満足度の高い建築に仕上がっている。」
         
            掲載
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